アンカーボルトは、基礎となるコンクリートに固定するボルトのことで、M12やM16などメーカーによりサイズや種類も豊富です。

アンカーボルト

アンカーボルトは、建物の柱あるいは設備機器などを基礎となるコンクリートに固定するボルトのことで、M12・M16など太さを基準にしたサイズ、長さ、形状など、メーカーによりいろいろな種類が発売されており、規格にはABR/ABM規格などがあります。アンカーボルトは、CADなどを用いて厳密な設計、計算を行うことで必要な強度や本数、形状などが割り出されます。

アンカーボルトの重要性

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アンカーボルトは、建物の柱あるいは設備機器などを土台となるコンクリートに固定するためのボルトのことです。建物に用いられるアンカーボルトは、建物と基礎コンクリートをつないでいる建築部材で、一般的にボルト、ナット、座金の3つの部品からなっています。アンカーボルトは建物と基礎をつなぐという役割上、耐久性をしっかり保証する規格を保持している必要があります。なぜなら地震が起こったとき、適切な強度のアンカーボルトが使用されなかったためにアンカーボルトが基礎部分から引き抜けたり、また破断したりするなどして建物が倒壊してしまう危険性があるからです。

アンカーボルト ABR/ABM規格アンカーボルトとは?

アンカーボルトについて、建築用のアンカーボルトの種類には、大きく建て方用アンカーボルトと構造用アンカーボルトの2種類があります。このうち、施工後の建物を将来の長きにわたって支える重要な役割を担っているのが構造用アンカーボルトです。阪神淡路大震災での建物倒壊の教訓から、建築用アンカーボルトメーカー協議会が推奨している規格は、ABR/ABM規格アンカーボルトです。ABR/ABM規格アンカーボルトには、従来品にくらべてサイズの精度や伸び能力の高いSNR材という鋼材が用いられていたり、地震の際の破断を防ぎ強い引き抜き力を吸収するような加工が施されたりして、その性能に高い信頼が寄せられているようです。ABR/ABM規格アンカーボルトを購入される際は、建築用アンカーボルトメーカー協議会会員のメーカーに問い合わせるとよいでしょう。

アンカーボルトのサイズや形状について

アンカーボルトのサイズには、M12・M16・M20などさまざまな太さのものがあり、形状はL型、J型などに分類されています。長さもさまざまなサイズのものが製造されています。アンカーボルトのサイズ、形状、必要本数の決定は設計の段階で順次なされていくものですが、そうした作業を補助するツールとしては設計支援のCADデータなどもあります。

アンカーボルトの施工時に注意すること

アンカーボルトは、設計段階での厳密な計算に基づき必要な強度のものが必要な本数用いられなくてはなりません。そして施工の段階でも、コンクリートへの埋め込みの長さ、出の長さなどが間違いなく施工されるように注意しなくてはなりません。これらすべてがミスなく執り行われて初めて、安全性の高い構造物が完成するのです。一般住宅の施工でも同じです。アンカーボルトの本数不足や施工ミスによる欠陥住宅はあってはなりませんが、残念ながらゼロではないのです。専門的な知識を要するため一般の素人が工事の可否を判断することは不可能ですが、家は一生の財産ですのでこうした知識を積極的に吸収して設計士や現場の責任者のかたに確認する努力も必要ではないでしょうか。

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